岡山と香川の間の瀬戸内海にある小さな島。一日で島を一周できる広さのその直島に一人旅行で行ってきた。
直島は岡山に近い場所にあるが香川県に属する島である。
そこは、国際芸術祭という催しを毎年開いており、今年も7月頃に開かれていたらしい。特に有名なのは黒い水玉の模様のカボチャだ。
見たこと、聞いたことがあるのではないだろうか?
有名なアーティストがデザインしたこのカボチャ。宇野港から三浦港に着いた22日際真っ先にお出迎えしてくれたのはこのカボチャだ。あいにく天気は曇りときどき雨と言う中、薄暗い中でひときわ目立っていた。22日は雨がひどくカメラを持ち歩くことも出来ず、ほとんど観光も出来なかったが、一番の目当てのカボチャが見れて私は心底満足した一日目立った。
23日あさ。先日夜は大雨で、私の実家の方は避難勧告が出ていたほどだったらしい。私が止まっていた『宿くるむ』では夜にトイレが雨漏りし大変だった。
しかし、次の日の朝には雨がやんでおり、見事な晴天。カメラを首に提げて町を歩き回った。
底で取ったのが上のスライドの画像である。これがすべてではないが、島の様々なアートを見つけることが出来た。これだけあってもこれがすべてではないのだ。
何より地中美術館、リーユーフォン美術館、ベネッセミュージアムなど幾つかの施設を回ったが、何処も写真は禁止しており私の記憶に残るだけである。ただ、特に地中美術館は、独特ですばらしいので是非言ってみてきて欲しい。そして、行く際に是非見て欲しいのが「モネの庭」だ。
モネを知っているだろうか。モネの睡蓮と聞けばわかるだろうか。そう、クロード・モネという睡蓮の絵で有名な画家のことだ。彼がのこしたいくつもの睡蓮の絵を元に作られた庭が存在するのだ。それは君が気がつく前に、始まっている。チケットを買ったら、そこから美術鑑賞は始まっている。どうか、気がついて欲しい。そして出来れば、考えて欲しい。
芸術には明確な答え等無いのだから、ただそれを見てあなたの考えを是非引き出して欲しい。それがきっと本当の意味での芸術鑑賞となるだろうから。
そういえば地中美術館はずっと知らないお姉さんと一緒に歩いていたよ。綺麗な人だった。オールインワンをきた髪の毛をお団子にした女の人。あの人は研究かなにかでこちらに来ていた、島根の人らしい。旅先の出会いも乙な物だ。
おっと、語り過ぎてしまったようだ。
まあ、旅行は楽しかったと思う。途中でカメラの容量が無くなって、コンビニでSDカードを買うハメになったとしてもね。変える前には、三浦港の真ん前にあるたこ焼き屋さんにいってたこ焼きをたべたよ。小降りで表面がぱりぱりしていて、本当に美味しかった。地元の人たちが食べにくるようなお店で、本来旅行客は来ない場所だからのんびりお店のお客さんとお話できたのでなおさら良かった。地元の人の話も大変楽しかった。
今回の旅は一泊二日で直島だったが、次は何処の旅に行こうか。
次も一泊二日で金欠旅行なので、対して遠くには行けないだろうが、次は今回の旅の失敗を活かせるようにしなければ。
反省点
●大きい荷物を持ち歩くのは少し不便だったので、別途に財布やカメラ等入れられる鞄を持つこと
●雨対策をもう少しやっておくこと(一日目:靴が水を吸って大変だった)
●暑さ対策をもう少しやって行くこと(二日目:リュックは背中が暑かったなど)
●お土産等は限りなく少なくするか、鞄に入る量にし荷物を増やさない
●大きい財布とは別に小銭入れ等ちょっとした小さい財布を持っておくこと
(いちいち大きい財布を出すのは不便なので必要分だけ分けておくと良い)